ゴーセノール™とは
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ゴーセノール™は三菱ケミカル株式会社の商標です。
- ゴーセノール™(ポリビニルアルコール・PVOH・PVA)は、その優れた水溶性、接着性、造膜性、化学的安定性を利用し、接着、紙、乳化、懸濁、繊維、フィルムなどの工業原料、加工剤として、国内をもとより世界各国のユーザーによりご愛顧頂いております。
- 昭和2年の創立以来の研究と技術により数々の特殊品種を開発し続けており、幅広い分野で未来のテクノロジーを支える素材としても注目を集め、今やなくてはならない材料としての地位を確立しました。また、これらの各品種は、厳格な管理の下で製造され、その品質システムはISO9001に適合し、皆様のご要望にお応えしています。
ゴーセノール™の特長
ゴーセノールには、以下の8つの特長があります。
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水溶性
概ね粘度の低い品種の方が溶けやすい傾向にありますが、ケン化度によっても溶解性は大きく変わります。
※ゴーセノール™の水に対する溶解性は品種により異なります。 -
耐溶剤性
ほとんどの有機溶剤、動植物油、グリースには溶解しません。 -
界面活性能
水溶液の表面張力は部分ケン化物の方が、完全ケン化物に比べて低い値を示します。 -
接着力
ゴーセノール™の水溶液は繊維、紙、木材のような多孔質かつ親水性の表面をもった物質に対し、極めて強い接着性を示します。 -
皮膜形成能
ゴーセノール™のフィルムは透明性、ガスバリア性、防曇性、耐溶剤性、非帯電性、透湿性等の優れた特長があります。 -
化学反応性
ゴーセノール™は安定した高分子化合物で、通常単体では腐敗、分解、重合などは起こりません。特定の触媒の存在下では、各種反応が起こります。 -
安全性・生分解性
ゴーセノール™は環境親和型の生分解性樹脂です。生分解性プラスチック協会「グリーンプラ」のポジティブリストに登録されています。 -
ガスバリア性
ゴーセノール™は、低湿度下では酸素、窒素、水素、炭酸ガス、ヘリウムなどの多種のガスに対し極めて高い不透過性を示します。
ゴーセノール™の基本物性について
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